日本小動物外科専門医のいる動物病院
この度、院長の相川が日本で第1号となる日本小動物外科専門医に認定を受け、小動物外科専門誌「SURGEON」(インターズー)にインタビュー記事が紹介されました。記事を一部抜粋してご紹介いたします。
◯日本小動物外科専門医を取得されたご感想は?
日本で第1号の小動物外科専門医となったことに恐縮しながらも、大変な名誉と心から感じています。そして、日本小動物外科専門医協会、とりわけ認定試験問題の作成と選別、厳正なる試験の運営、実施に携わった設立専門医の先生方に感謝しています。
◯資格認定試験についてのご感想は?
認定試験問題を作成する設立専門医の先生方は、整形外科、軟部外科、神経外科、腫瘍外科のみならず、眼科や麻酔科などの各分野のスペシャリストにより構成されています。各々が得意分野を出題する性質をもつために、認定試験ではきわめて専門的な知識が広範囲に要求されます。最初の受験年では私を含む受験者全員が不合格という厳しい結果に苦い思いをしたことも事実ですが、日本小動物外科専門医を質の高いレベルで選出するという協会の意図を感じました。
◯日本小動物外科専門医を目指す先生方へのメッセージ
日本には専門医による適切な外科治療を求めている飼い主が大勢います。日本の獣医師の多くは高い技術、ポテンシャルを持つのにも関わらず、国際的に高く評価されている専門家の数はまだ少ない現状があります。日本が世界に誇れる獣医外科技術、研究成果を国際的な学会やジャーナルを通じてアピールし、日本小動物外科専門医が欧米の専門医と同等の国際的評価を得られるよう頑張っていきましょう。