- 専門分野
相川動物医療センターは外科治療を中心とした診療を展開しており、院長の相川は日本獣医麻酔外科学会・日本小動物外科専門医協会による資格認定を受けた「日本小動物外科専門医」です。科学的根拠に基づいた治療を皆様の大切なご家族に提供できるよう努め、また、最新治療の研究成果、ならびに当院の実績をわかりやすく説明することを常に心がけています。
お知らせ
- 2025.3.22
- お知らせ>>4月の診療スケジュールを更新しました!
11日(金)、12日(土)、19日(土)は相川の診療は臨時休診となります。
診療についての詳細はお電話にてお問い合わせください。水曜、日曜、祝日は相川は緊急手術のみ対応です。
よろしくお願いいたします。
- 2025.3.20
- 活動一覧>>小型犬の肩関節に多発する亜脱臼/脱臼に対する低侵襲で画期的な当院の治療法が米国獣医師会の公式ジャーナルJournal of the American Veterinary Medical Association誌に掲載されました!
Management of medial luxation of the shoulder joint in toy-breed dogs using an antiluxation pin placed lateral to the supraspinatus muscle tendon: 20 limbs (2017-2022)
doi: 10.2460/javma.23.11.0652 ← Freeでのダウンロードおよび術中動画の視聴が可能です!
犬の肩関節内方脱臼に対する外科治療は、これまで上腕二頭筋腱内側転移術、人工靭帯による肩関節安定化術、関節固定術、切除関節形成術などが行われてきましたが、治療効果が不十分、侵襲性が高い、合併症発生率が高いなどの問題があり、適切な治療方法が模索されてきました。当院では、ピンを用いて脱臼を制動する術式で多くの症例を治療しており、これまでの治療成績を2022年の日本獣医麻酔外科学会で発表し、さらに2024年に米国獣医師会の公式ジャーナルに掲載されました。日本で飼育頭数の多いトイ・プードルは肩関節内方脱臼の好発犬種であり、前肢の跛行症状や疼痛がみられる場合には注意が必要です。シンプルな術式で侵襲が少なく、十分な機能回復が期待でき合併症も少ない本方法は、犬の肩関節内方脱臼に対する優れた治療方法です。
Placement of an antiluxation pin lateral to the supraspinatus muscle tendon prevented the recurrence and maintained a good long-term function in most toy-breed dogs with medial shoulder luxation. This novel technique is minimally invasive and technically simple and is an effective surgical treatment for toy-breed dogs with medial shoulder luxation.
- 2025.3.11
- 疼痛管理と全身麻酔:当院では積極的な疼痛管理を実施しています!
- 2025.3.5
- 活動一覧>>商業誌の記事を執筆しました!
臨床獣医師がつくる獣医師のための総合情報誌「NJK」において、胸腰部椎間板ヘルニアの記事を執筆しました。
- 2025.2.23
- お知らせ>>3月の診療スケジュールを更新しました
毎週木曜日は相川の診療は臨時休診となります。
診療についての詳細はお電話にてお問い合わせください。水曜、日曜、祝日は相川は緊急手術のみ対応です。
よろしくお願いいたします。
- 2025.2.18
- 泌尿・生殖器外科の疾患を紹介しています!
当院では整形・神経外科はもちろんのこと、軟部外科症例も随時受け入れています。
泌尿生殖器は緊急性の高い疾患も多いため、迅速な対応が重要です。
- 2025.2.10
- 専門分野>>頚部椎間板ヘルニアの症例を紹介しています!
- 2025.1.24
- 求人情報>>獣医師・日本小動物外科専門医レジデント・愛玩動物看護師を募集しています!
- 2025.1.14
- 専門分野>>ペキニーズの椎間板疾患に関する記事を更新しました!
ペキニーズの胸腰部椎間板疾患は、通常の脊髄減圧術単独では神経症状が改善しない可能性があります。パグの胸腰部椎間板疾患では脊椎関節突起の先天的な形成異常に関連する脊椎不安定症がある為、通常の脊髄減圧術に椎体固定を併用する必要があることを2022年に報告しました(PMID: 35577348)。当院ではペキニーズの胸腰部椎間板疾患にも脊椎関節突起の先天的形成異常による脊椎不安定症が関与することを疑い、脊髄造影ダイナミック検査や脊髄造影CT検査により、脊髄動的圧迫・術中の用手操作により脊椎不安定性を確認した患者には通常の脊髄減圧術と併せて椎体固定術を行なってきました。本疾患に対する画像検査法、治療法、良好な治療成績について2021年のヨーロッパ獣医外科学会(ECVS: European College of Veterinary Surgeons)で発表し、2023年に米国獣医師会の公式ジャーナルJournal of the American Veterinary Medical Association誌に掲載されました(PMID: 37406996)。
- 2024.12.24
- 活動一覧>>学会発表を行いました!
2024年12月20日〜22日に札幌コンベンションセンターで開催されたアジア獣医外科学会、日本獣医麻酔外科学会において当院スタッフが研究発表いたしました。
発表演題
- Management of medial luxation of the shoulder joint in toy-breed dogs using an antiluxation pin placed lateral to the supraspinatus muscle tendon: 20 limbs (2017-2022) 発表者:相川
- Cervical intervertebral disc disease in 307 small-breed dogs (2000-2021): A novel concept of intervertebral disc degeneration and associated instability stage 発表者:相川
- 犬の肩関節内方脱臼/不安定症の新しい治療法:脱臼制動ピン 発表者:宮崎
- 2024.12.10
- 胸腰部椎間板ヘルニアの疑問に、専門的な立場で回答しています!
胸腰部椎間板ヘルニアQ&A
- Q1. 椎間板疾患を診断する画像検査は脊髄造影CT検査とMRI検査のどちらが有利ですか
- Q2. 胸腰部椎間板ヘルニアの治療方針はどのように決めますか
- 2024.11.21
- 専門分野>>犬の骨肉腫に関する記事を更新しました!
犬の骨肉腫についての説明はこちら。
当院で治療した症例を紹介します!
- 2024.10.25
- 専門分野>>骨折に関する記事・症例を掲載しています!
- 2024.6.27
- 専門分野>>橈尺骨骨折に関する記事を更新しました!
Free-form multiplanar type II 創外固定法を紹介しています。是非ご覧ください。
- 2024.6.27
- 横隔膜ヘルニアについてご紹介しています!
当院で治療した症例を紹介します!
- 2024.5.31
- 専門分野>>呼吸・循環器外科の症例を紹介しています!
乳び胸
肺腫瘍
- 2020.6.14
- 活動報告>>当院の研究報告論文が 2年間で最もダウンロードされた論文の1つに選ばれました!
- 2017.12.18
- 小学館「犬の名医さん100人」に院長が掲載されました
- 2017.12.17
- 院長が日本で第1号の日本小動物外科専門医の認定を受けたことが「SURGEON」に掲載されました
- 2017.12.16
- 日刊ゲンダイに椎間板ヘルニアの名医として紹介されました
診療スケジュール
- 相川の診療
- 月・火・木・金・土 (午前:診察、午後:手術)
※水・日・祝は緊急手術のみ