- 専門分野
相川動物医療センターは外科治療を中心とした診療を展開しており、院長の相川は日本獣医麻酔外科学会・日本小動物外科専門医協会による資格認定を受けた「日本小動物外科専門医」です。科学的根拠に基づいた治療を皆様の大切なご家族に提供できるよう努め、また、最新治療の研究成果、ならびに当院の実績をわかりやすく説明することを常に心がけています。
お知らせ
- 2024.11.7
- お知らせ>>11月の診療スケジュールを更新しました!
8日(金)、21日(木)は相川の診療は臨時休診となります。
診療についての詳細はお電話にてお問い合わせください。水、日、祝日は相川は緊急手術のみ対応です。
よろしくお願いいたします。
- 2024.10.29
- 活動一覧>>小型犬の肩関節に多発する亜脱臼/脱臼に対する低侵襲で画期的な当院の治療法が米国獣医師会の公式ジャーナルJournal of the American Veterinary Medical Association誌に掲載されました!
Management of medial luxation of the shoulder joint in toy-breed dogs using an antiluxation pin placed lateral to the supraspinatus muscle tendon: 20 limbs (2017-2022)
doi: 10.2460/javma.23.11.0652 ← Freeでのダウンロードおよび術中動画の視聴が可能です!
犬の肩関節内方脱臼に対する外科治療は、これまで上腕二頭筋腱内側転移術、縫合による肩関節安定化術、関節固定術、切除関節形成術などが行われてきましたが、治療効果が不十分、侵襲性が高い、合併症発生率が高いなどの問題があり、適切な治療方法が模索されてきました。当院では、ピンを用いて脱臼を制動する術式で多くの症例を治療しており、これまでの治療成績を2022年の日本獣医麻酔外科学会で発表し、さらにその内容が海外の主要ジャーナルに掲載されることが決まりました。日本で飼育頭数の多いトイ・プードルは肩関節内方脱臼の好発犬種であり、前肢の跛行症状や疼痛がみられる場合には注意が必要です。シンプルな術式で侵襲が少なく、十分な機能回復が期待でき合併症も少ない本方法は、犬の肩関節内方脱臼に対する優れた治療方法です。
Placement of an antiluxation pin lateral to the supraspinatus muscle tendon prevented the recurrence and maintained a good long-term function in most toy-breed dogs with medial shoulder luxation. This novel technique is minimally invasive and technically simple and is an effective surgical treatment for toy-breed dogs with medial shoulder luxation.
- 2024.10.29
- 専門分野>>肝臓腫瘍の記事を更新しました!
- 2024.10.29
- 活動一覧>>商業誌の記事を執筆しました!
臨床獣医師がつくる獣医師のための総合情報誌「NJK」において、尿路結石の記事を執筆しました。
- 2024.10.25
- 専門分野>>骨折に関する記事・症例を掲載しています!
- 2024.10.8
- 専門分野>>頚部椎間板ヘルニアの症例を紹介しています!
- 2024.9.28
- 専門分野>>尿石症に関する記事を更新しました!
- 2024.9.26
- 活動一覧>>商業誌の記事を執筆しました!
緑書房が発行する「新 伴侶動物治療指針 3」において、犬と猫の変形性関節症の記事を執筆しました。
- 2024.9.17
- 泌尿・生殖器外科の疾患を紹介しています!
- 2024.9.5
- 専門分野>>頚部椎間板ヘルニアに関する記事を更新しました!
小型犬で頚部痛や四肢のふらつきを起こす頚部椎間板疾患は、椎間板ヘルニアに加えて脊椎不安定症が関与している可能性があります。MRIでは評価できない脊髄動的圧迫や脊椎不安定性を脊髄造影ストレス撮影やCT造影検査で評価し、脊髄減圧術に併せて脊椎固定術を行います。当院で2000年から2021年の間に治療した頚部椎間板ヘルニアの小型犬307頭のデータを分析し、疫学、画像診断、治療、予後、脊椎不安定症の関連性などをまとめた研究を、2024年に豪州獣医師会の公式ジャーナルAustralian Veterinary Journal誌に報告しました(DOI: 10.1111/avj.13320)。椎間板の変性に伴い椎間板ヘルニアと脊椎不安定症を併発することがあり、通常の椎間板ヘルニアとは診断・治療が異なることがあるため、小型犬の頚部椎間板疾患が疑わしい場合はご相談ください。
- 2024.9.4
- 活動一覧>>商業誌の記事を執筆しました!
臨床獣医師がつくる獣医師のための総合情報誌「NJK」において、胆嚢粘液嚢腫の記事を執筆しました。
- 2024.8.16
- 泌尿器に関する病気や症例を紹介しています!
- 2024.7.25
- 消化管内異物の症例を紹介しています!
当院では、消化管内異物を含むさまざまな緊急疾患に対応しています。
緊急時には、お電話にてお問い合わせください。
- 2024.7.9
- 専門分野>肝臓・胆嚢・脾臓外科に関する症例や疾患をご紹介しています!
- 2024.7.9
- 活動一覧>>商業誌の記事を執筆しました!
臨床獣医師がつくる獣医師のための総合情報誌「NJK」において、乳び胸の記事を執筆しました。
- 2024.7.4
- レッグ・ペルテス病の症例を紹介しています!
- 2024.6.27
- 専門分野>>橈尺骨骨折に関する記事を更新しました!
Free-form multiplanar type II 創外固定法を紹介しています。是非ご覧ください。
- 2024.6.27
- 横隔膜ヘルニアについてご紹介しています!
当院で治療した症例を紹介します!
- 2024.6.25
- 犬の肩関節内側不安定症、肩関節内方脱臼を紹介しています!
- 2024.6.15
- 前肢骨成長板障害についての症例を紹介しています!
- 2024.6.14
- 股関節脱臼の症例を紹介しています!
股関節脱臼の治療法には複数の選択肢があります。
これらの治療例を紹介します。
- 2024.5.31
- 専門分野>>呼吸・循環器外科の症例を紹介しています!
乳び胸
肺腫瘍
- 2024.4.1
- 求人情報>>愛玩動物看護師を募集しています!
- 2024.3.5
- 活動一覧>>論文
アメリカ動物病院協会(AAHA)が発行する専門誌 Journal of the American Animal Hospital Associationに症例報告が掲載されました!
若齢のミヌエットに発症した脊椎不安定症を伴う脊柱管狭窄症は、世界的にも珍しい病態です。脊髄造影ストレス検査による脊椎不安定症の診断が重要です。
Thoracic Vertebral Canal Stenosis and Vertebral Instability in a Young Minuet Cat(PMID: 38394696)
- 2024.2.13
- 活動一覧>>小型犬の頸部椎間板疾患・脊椎不安定症についての論文が豪州獣医師会の公式ジャーナルAustralian Veterinary Journal誌に掲載されました!
小型犬で頸部痛や四肢のふらつきを起こす頸部椎間板疾患は、椎間板ヘルニアに加えて脊椎不安定症が関与している可能性があります。MRIでは評価できない脊髄動的圧迫や脊椎不安定性を脊髄造影ストレス撮影やCT造影検査で評価し、脊髄減圧術に併せて脊椎固定術を行います。Cervical intervertebral disc disease in 307 small-breed dogs (2000-2021): Breed-characteristic features and disc-associated vertebral instability (PMID: 38342967)
- 2023.12.2
- 専門分野>>巨大結腸症に関する記事を更新しました!
当院で外科治療をした患者さんを紹介しています。是非ご覧ください。
- 2023.7.8
- 活動一覧>>ペキニーズの脊椎不安定症についての論文が米国獣医師会の公式ジャーナルJournal of the Veterinary Medical Association誌に掲載されました!
ペキニーズで後肢のふらつきや麻痺を起こす椎間板疾患は、椎間板ヘルニアに加えて脊椎不安定症が関与している可能性があります。MRIでは評価できない脊髄動的圧迫や関節突起の形成異常を脊髄造影ストレス撮影やCT造影検査で評価し、脊髄減圧術に併せて脊椎固定術を行います。Decompressive laminectomy with vertebral stabilization allows neurologic improvement of most Pekingese dogs with thoracolumbar vertebral instability (PMID: 37406996)
- 2022.6.4
- 活動一覧>>パグの脊椎関節突起形成異常の論文が英国小動物獣医師会の公式ジャーナルJournal of Small Animal Practice誌に掲載されました!
パグで後肢のふらつきや麻痺を起こす椎間板疾患は、椎間板ヘルニアに加えて脊椎関節突起の先天異常による椎体不安定症が関与している可能性があります。MRIでは評価できない脊髄動的圧迫や関節突起の形成異常を脊髄造影ストレス撮影やCT造影検査で評価し、脊髄減圧術に併せて椎体固定術を行います。Vertebral stabilisation for thoracolumbar vertebral instability associated with cranial and caudal articular process anomalies in pugs: Seven cases (2010-2019) (PMID: 35577348)
- 2020.6.14
- 活動報告>>当院の研究報告論文が 2年間で最もダウンロードされた論文の1つに選ばれました!
- 2017.12.18
- 小学館「犬の名医さん100人」に院長が掲載されました
- 2017.12.17
- 院長が日本で第1号の日本小動物外科専門医の認定を受けたことが「SURGEON」に掲載されました
- 2017.12.16
- 日刊ゲンダイに椎間板ヘルニアの名医として紹介されました