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両側手根過伸展障害のSちゃん

  1. 専門分野
  2. 骨関節外科
  3. 前肢の関節疾患
  4. 手根関節の過伸展障害
  5. 両側手根過伸展障害の治療をしたMix犬 Sちゃん

患者紹介

Mix、11歳、避妊雌、体重16kg
自宅4階からの落下事故により、ショック状態で来院しました。

ショック状態の安定化を行ない、整形外科的検査で両側の手根関節の不安定性と外反が認められ、X線検査では両側で複数の手根骨骨折・脱臼があり、両側手根過伸展障害と診断しました。

治療

胸部、腹部臓器に深刻な損傷がないことを確認し、全身状態が安定するまでキャストによる外固定を適用し、事故から約1ヵ月後に両側の手根関節全固定術を実施しました。

  • 術前X線検査
  • 関節軟骨の掻爬
  • 手根関節固定用プレートによる手根関節全固定術
  • 術後X線検査

術後経過

術後8ヵ月頃には階段をのぼることができるようになりました。

  • 術後8ヵ月の歩様

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