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骨髄腫のHちゃん

  1. 専門分野
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  4. 骨髄腫のビーグル Hちゃん

患者紹介

ビーグル、11歳、去勢雄、体重14.5kg
1ヵ月前から四肢がふらつくとの主訴でした。

診断

  • MRI検査
  • 第1〜2胸椎椎体レベルで腫瘤により脊髄が圧迫されている
  • CT検査
  • 第1胸椎棘突起、椎弓、椎体の骨融解像がある

治療

第7頸椎、第1、2胸椎の棘突起、椎弓と項靭帯を含めた腫瘤の一括切除を行い、続いて第7頸椎、第2-3胸椎の椎体固定術を実施しました。

  • 術後X線検査

術後経過

病理検査の結果、骨髄腫と診断されました。
手術から1ヵ月後にはふらつくことなく歩行できるようになりました。

  • 手術から2ヵ月、元気に歩いています。

手術から5年、16歳になったHちゃんの様子です。

化学療法による補助治療を行い、手術から5年6ヵ月もの間、元気に過ごしてくれました。

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