日本小動物外科専門医のいる動物病院
ミニチュア・ダックスフンド、14歳、雄、体重6.4 kg数日前からの進行性四肢不全麻痺を主訴に来院されました。
四肢不全麻痺と運動失調があり、頚部脊髄障害の神経学的グレード2重度と評価しました。
C5-6椎間における重度の脊髄圧迫病変が認められ、椎間板ヘルニアが疑われました。
C5-6椎間に対しベントラルスロット術を実施し、併せてC3-4、C4-5椎間に造窓術を行いました。
手術翌日より症状が改善し、退院時は歩行時のふらつきがほとんどありませんでした。