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脛骨異形成症に対して、矯正骨切りおよびPMMAによるFree-from創外固定法とプレートを併用したBちゃん

患者紹介

ミニチュアダックスフンド、6ヵ月齢、雄
右後肢の脛骨が湾曲しているという主訴で来院されました。

診断

右足根関節の内方へ屈曲変形が認められます。
X線検査では脛骨遠位成長板に骨棘などの変形が確認され、脛骨遠位骨端板の内側面の損傷により発症したことが疑われました。

  • X線画像
  • 右足根関節の内方への脛骨の内方への屈曲変形(約30度)
  • 脛骨遠位の成長板ラインが不正で、周囲に骨棘が確認される

治療

  • 矯正角度の測定

彎曲した脛骨を矯正するために補正する角度を計測します。
本患者では左側の正常な脛骨と足根関節に合わせるように矯正角度を決定します。

  • 脛骨遠位骨切り矯正術

脛骨近位と遠位の関節面に平行なピンを装着し、脛骨の彎曲部位において骨切りをした後に、それらのピンの角度をあらかじめ計測した矯正角度に合わせて矯正します。

  • 脛骨彎曲部での骨切り術
  • 脛骨近位および遠位に装着したピンの角度をあらかじめ計測した矯正角度に合わせ矯正
  • 矯正角度を正確に維持した状態で脛骨にプレート装着
  • 手術直後。脛骨の彎曲は正常な脚に合わせて矯正されている

X線検査で矯正とインプラント固定の状況を確認した後に、固定強度を強めるためにピン部分に創外固定のレジンを装着します。

  • X線画像(術後)
  • 矯正後

約2ヵ月後、骨切り部の骨癒合を確認した後に、創外固定ピンを抜去します。

  • この患者ではプレートは除去しなかった

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