日本小動物外科専門医のいる動物病院
Key word:短頭種、ストライダー、上部気道閉塞、軟口蓋、喉頭小嚢、外鼻孔、気管切開、永久気管造廔術
フレンチブルドッグ、2歳、去勢雄
呼吸困難を主訴に来院されました。上部気道閉塞音と共に吸気努力を認め、短頭種気道症候群が疑われました。
過長軟口蓋切除、喉頭小嚢切除、および外鼻孔拡大術を実施しました。
術後呼吸状態の改善は認められず、飼い主様と相談の上、永久気管造廔術を実施しました。
術直後から劇的に呼吸状態が改善しました。合併症は認められず、元気に過ごしています。
以下は退院時の様子です。