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大腿骨の再骨折を治療したトイプードル

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  5. 大腿骨の再骨折を治療したトイプードル

Keyword: 再骨折、インプラント破綻

症例紹介

  • 術前の歩様

10 ヵ月齢、トイ・プードル、未去勢雄

約3週間前に右大腿骨骨折を受傷し他院にて外科治療したが、2日前に再骨折したと本院を紹介受診されました。

 

X線検査

  • 髄内ピンの破綻を伴う骨折

外科治療:インプラント抜去とプレート固定

再骨折の原因は固定強度不足と考えられたため、破綻した髄内ピンの抜去後にSOPプレートによる固定を行いました。

遠位骨片内の髄内ピンは骨折部から視認できず、摘出による侵襲性が高いと判断し、近位骨片内の髄内ピンのみ摘出しました。

  • 遠位骨片の髄腔内に髄内ピンが視認できない
  • 大腿骨外側にSOPプレートを適用

術後X線検査

術後経過

術後経過は良好で、元気に走り回っています。

  • 術後3ヵ月の歩様

再骨折の症例

大腿骨に限らず、再骨折では新鮮骨折とは異なり治療の難易度が高く、より専門性を要します。

また再骨折させないために、1回目の外科治療は非常に重要です。

当院では、専門医による手術が可能です。

 

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