日本小動物外科専門医のいる動物病院
脛骨骨折は犬と猫の骨折の10-20%を占め、その多くは交通事故や高所からの落下などが原因です。脛骨骨幹部の内側は軟部組織が少ないため開放骨折が起こりやすく、適切な初期治療が必要です。骨折部位に基づいて近位骨折、骨幹部骨折、遠位骨折の3つに分類され、それぞれ起こりやすい骨折パターンや適用できる治療方法が異なり、年齢、体重、受傷原因、開放骨折の有無などを考慮して治療方法を決定します。