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膀胱結石を治療した12歳猫

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症例

12歳、猫

既往歴:約2年前に尿道閉塞により会陰尿道造瘻

現病歴:難治性の細菌性膀胱炎および血尿による貧血が重度(PCV 15%)で輸血し、現在PCV 26.9%

X線検査

  • 膀胱内にX線不透過性物質を認める

膀胱結石による慢性膀胱炎および血尿を疑い、膀胱切開術を実施しました。

膀胱切開術

  • 膀胱切開によって確認された結石
  • 結石を摘出

結石分析にて、ストルバイト結石と判明しました。

膀胱壁の病理組織検査では慢性膀胱炎と診断され、腫瘍性病変は否定されました。

術後経過

術後から貧血は改善傾向にあり、元気になりました!

尿石症予防、再発予防には徹底的な食事管理が重要であり、場合によっては迅速な外科治療を要します。

随時緊急症例を受け入れておりますので、お気軽にご連絡ください。

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