ポリプロピレン製メッシュ(シート状の人工材料)を用いたヘルニア整復術で、大きいヘルニア孔にも利用できますが、感染すると治療が難しい欠点があります。
内閉鎖筋転位術や総鞘膜グラフト術を選択できない症例や、ヘルニア孔が大きい症例などに適用します。
症例
ヨークシャー・テリア、14歳、去勢雄
約2ヶ月前に右側会陰ヘルニアに対し内閉鎖筋転位術による整復を実施したものの、会陰ヘルニアの再発が疑われ来院。
他にも、半腱様筋転位術、結腸固定・膀胱固定、総鞘膜グラフト術、内閉鎖筋転位術などの術式があります。
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