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骨折による下顎結合の不整合を治療したCちゃん

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  5. 骨折による下顎結合の不整合を治療した猫 Cちゃん

日本猫、去勢雄、推定7歳
 1ヶ月前より食欲が低下し、飼い主様が下顎の変形に気づいて来院しました。

  • 来院時のCちゃんの様子

診断

下顎周囲の外貌が変形し、触診とX線検査で下顎結合の不整合と顎関節の変性性関節症が確認できました。室外飼育のCちゃんは、過去の事故で下顎結合が骨折し変位が生じたまま骨癒合したため不整合が生じ、顎関節の痛みや不正咬合によって食欲が低下したと考えられました。

  • X線検査
  • CT検査

治療

癒合した下顎結合を切離後、サークラージワイヤーを用いて整復固定しました。

  • 術後X線検査

臨床症状も改善し3ヶ月後にはワイヤーを除去しました。

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