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レッグ・ペルテス病と膝蓋骨内方脱臼を同時に治療したCちゃん

  1. 専門分野
  2. 骨関節外科
  3. 後肢の関節疾患
  4. レッグ・ペルテス病
  5. レッグ・ペルテス病と膝蓋骨内方脱臼を同時に治療したMix犬 Cちゃん

患者紹介

MIX(シーズー×ヨークシャーテリア)、2歳、避妊雌、体重3.1kg
1ヶ月前より認められる右後肢跛行を主訴に来院しました。

診断

整形外科的検査では、右股関節の疼痛および可動域の低下、右大腿部屈筋群の萎縮、両側の膝蓋骨内方脱臼(右:グレード2、左:グレード1)が認められました。

  • X線検査
  • 右大腿骨頚の肥大、大腿骨頭の変形がみられる

治療

右後肢跛行の主な原因はレッグ・ペルテス病と考えられました。
レッグ・ペルテス病に対する右大腿骨頭骨頚切除術と同時に、右膝蓋骨内方脱臼に対する脛骨粗面転位術、滑車溝形成術および外側関節包縫縮術を行いました。

  • X線検査

術後経過

退院時には患肢の負重が認められ、手術から1年半経過した現在は症状がほとんどなくなり問題なく歩いています。

  • 術後約1年後の歩様

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