日本小動物外科専門医のいる動物病院
ベンガル、11ヵ月齢、去勢雄、体重5㎏
室内での落下事故で左脛骨骨折を受傷し、当院に来院しました。
左後肢の跛行、疼痛が認められました。
骨折の変異がほとんどなかったため、非観血的に治療しました。脛骨内顆より2本のラッシュピンを挿入し、次に外顆より対側皮質に向けて貫通固定ピンを1本挿入しました。最後に近位脛骨にフルピンを1本挿入し、これらのピンの断端をPMMAで創外固定しました。
術後4日目では患肢に軽度の負重が認められました。
手術から1ヵ月後に全てのインプラントを除去する予定です。