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股関節脱臼と膝蓋骨内方脱臼を同時に治療したポコちゃん

患者紹介

シーズー、1歳、雌、体重7.8kg
約10日前にソファーから飛び降りて右股関節を脱臼し、他院で麻酔下での非観血的整復を試みましたが再脱臼したために来院しました。

診断

歩行検査では、右後肢に跛行がみられました。
整形外科的検査では、右後肢の股関節の可動域低下および疼痛、両後肢の膝蓋骨内方脱臼(右:グレード3、左:グレード1)がみられ、他の骨・関節に異常はありませんでした。

  • X線検査
  • 右股関節の頭背側脱臼がみられる

治療

股関節の形状は比較的良好でしたが、再脱臼したことをふまえて右股関節脱臼に対し大腿骨頭切除術を行いました。また、併発していた右膝蓋骨内方脱臼についても同時に治療することとなり、脛骨粗面転位術、滑車溝形成術および外側関節包縫縮術を行いました。

  • 術後X線検査

股関節と膝関節の手術を同時に行いましたが、術後8日目の退院時には時折跛行することはありますが、元気いっぱい走り回っています。

術後経過

術後1ヵ月の検診時には跛行が改善していました。今後は筋力増強のため運動量を増やしたリハビリを行っていきます。

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