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股関節脱臼をトグルピン法で治療したRちゃん

  1. 専門分野
  2. 骨関節外科
  3. 後肢の関節疾患
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  6. 股関節脱臼をトグルピン法で治療したMix犬 Rちゃん

患者紹介

Mix犬(プードルMix)、12歳、雄、体重6.4㎏
2日前に階段より落下して右股関節を脱臼しました。

診断

右股関節の可動域の低下、疼痛、腹側脱臼が認められました。

  • X線検査

明らかな変形性関節症は認められませんでしたが、脱臼と整復を繰り返しています。

  • late時に腹側脱臼

治療

トグルピン法による整復術をしました。

  

  • 寛骨臼に穴をあける
  • 大転子遠位から大腿骨頭靭帯の付着部位に向けて、 大腿骨頚の中心に穴をあける
  • 大腿骨にあけた穴に、トグルピンを通したナイロンを通す
  • 寛骨臼にあけた穴にトグルピンを通す
  • 整復後
  • X線検査

術後2日目から患肢の負重が認められ、術後4日目に退院しました。

術後経過

術後経過は良好で、歩行機能は順調に回復しています。

  • 術後1ヵ月の歩様
  • 術後2ヵ月の歩様

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