電話
03-5988-7888
FAX・時間外救急電話
03-5988-7887
MENU

橈尺骨手根関節部骨折の癒合不全に対する手根関節固定術に手根関節固定プレートと創外固定法を組み合わせて治療したきぃなちゃん

  1. 専門分野
  2. 骨関節外科
  3. 骨折
  4. 橈尺骨骨折
  5. 橈尺骨手根関節部骨折の癒合不全に対し手根関節固定術に創外固定法を組み合わせて治療したサルーキ きぃなちゃん

患者紹介

サルーキ、7歳、避妊雌、体重18kg
1mの高さから飛び降りて受傷、他院にて実施された骨プレートによる固定が破綻したために、紹介受診しました。

診断

  • 術前X線検査
  • 他院でのプレート整復固定が破綻した状態

治療

手術中の評価によって解剖学的な整復は不可能と判断し、関節固定用プレートと創外固定法を併用した手根関節全固定術を行いました。

  • 手術から1週間後の歩様

追加治療

手術から1ヵ月後、階段から飛び降りて創外固定の最近位のピン刺入部において再骨折を起こしました。

骨折部のピンを除去し、骨折部を架橋するように近位に複数のピンを追加し、既存の創外固定具と連結させました。

最初の手術から4ヵ月後、全てのピンを取り除きました。関節固定プレートは問題が生じない限り体内に留置します。

術後経過

術後7ヵ月を経過した現在、患肢をよく使って生活することができています。

関連リスト