日本小動物外科専門医のいる動物病院
チワワ、8歳、避妊雌、体重2.4kg
4年前より間欠的に認められる頸部痛を主訴に来院しました。
軽度の頸部痛が認められ、頸部脊髄障害の神経学的グレード1と評価しました。
頸部椎間板ヘルニアや椎間板関連動的圧迫を疑い、鑑別診断のためにMRI検査、CT検査、脊髄造影ストレス検査を行いました。
C3-4-5-6椎間に対し、ベントラルスロットによる脊髄減圧術および椎体固定術を実施しました。
術後の経過は良好であり、6日後の退院時には頸部痛は消失していました。
手術から約2週間後の様子です。
痛みもなく元気に飼い主様のもとへ駆け寄っています。
手術から約10か月後の様子です。
飼い主様からお喜びの言葉とともにピノちゃんが元気いっぱい走る動画をご提供いただきました。