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頸部椎間板ヘルニアに関連した脊髄動的圧迫のピノちゃん

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  2. 脳神経外科
  3. 頸部椎間板ヘルニア
  4. 頸部椎間板ヘルニアに関連した脊髄動的圧迫のチワワ ピノちゃん

患者紹介

チワワ、8歳、避妊雌、体重2.4kg
4年前より間欠的に認められる頸部痛を主訴に来院しました。

  • 頸部をこわばらせる様子がある

診断

  • 頸部を触ったり動かすことでキャンと鳴き痛がる

軽度の頸部痛が認められ、頸部脊髄障害の神経学的グレード1と評価しました。
頸部椎間板ヘルニアや椎間板関連動的圧迫を疑い、鑑別診断のためにMRI検査、CT検査、脊髄造影ストレス検査を行いました。

  • MRI検査
  • C3-4-5-6-7-T1椎間で軽度の脊髄圧迫所見が多発性に認められる
  • CT検査
  • C3-4椎間で中等度、C4-5-6-7-T1椎間で軽度の脊髄圧迫が認められる
  • 脊髄造影ストレス検査
  • 伸展時に脊髄圧迫が悪化、牽引時に脊髄圧迫が消失する牽引反応性の脊髄動的圧迫が、C3-4-5-6の3つの椎間に認められる

治療

C3-4-5-6椎間に対し、ベントラルスロットによる脊髄減圧術および椎体固定術を実施しました。

  • 術後X線検査
  • 脊髄減圧術および椎体固定術により脊髄圧迫が解除されている

術後の経過は良好であり、6日後の退院時には頸部痛は消失していました。

術後経過

手術から約2週間後の様子です。
痛みもなく元気に飼い主様のもとへ駆け寄っています。

手術から約10か月後の様子です。
飼い主様からお喜びの言葉とともにピノちゃんが元気いっぱい走る動画をご提供いただきました。

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