日本小動物外科専門医のいる動物病院
肝臓腫瘍は、腫瘍の種類や発生形態によって有効な治療方法や予後が大きく異なります。肝臓腫瘍の約80%を占める肝細胞系腫瘍(肝細胞癌など)は、孤立性の発生であれば外科治療により極めて良好な予後が期待できるため、適切な診断とステージングにより治療のチャンスを見逃さないことが重要です。
脾臓とは、赤血球の破壊と貯蔵、免疫応答、造血、循環などの役割を担っている体内で最大のリンパ器官です。他のリンパ器官と異なり血液循環と直接連絡しているため、血液媒介抗原に対する早期の免疫応答など、生体において重要な役割を果たしています。